rev-top-00.jpg rev-top-01.jpg 印刷サンプルあります。弊社営業担当か、「お問合せ」ページよりお申し込みください。 rev-top-02.jpg rev-top-03.jpg rev-top-04.jpg rev-top-05.jpg rev-top-06.jpg rev-top-07.jpg rev-top-08.jpg

DTP アプリケーションの基本操作

特殊色を使ったデータの作成

特殊色(ゴールド・シルバー・ピンク等)データは「スウォッチパネル」に色を追加することで簡単に作成ができます。スウォッチに追加された特殊色(ゴールド・シルバー・ピンク等)は濃度やグラデーションなどを自由に変更することができます。
サンプル03、06 は、ゴールド/ シルバーとCMYK カラーの掛け合わせの色見本です。データ作成の参考にしてください。
特殊トナー対応のアプリケーションは、Adobe® Illustrator®、Adobe® Photoshop®となります。


 

Adobe® Illustrator®を使った制作手順

■ドキュメントのカラーモードはCMYK にする

印刷ではインクを重ねて色を表現するため、CMYK でデータを制作してください。

■特殊色カラーをスウォッチに追加する

スウォッチパネルを開く

メニューバーから「ウィンドウ」>「スウォッチ」を選択して、スウォッチパネルを表示します

新規スウォッチを作成

スウォッチパネルの下部にある「新規スウォッチ」アイコン(四角の右下の小さなプラスアイコン)をクリックします。「新規スウォッチ」ダイアログボックスが表示されます。ここで色調整後、「スウォッチ名」に「Gold」と入力して「カラータイプ」を特色を選び、スウォッチを保存します。(スウォッチ名はGoldSilverPinkClearWhiteWhite200となります。特殊色を違う名前にすると特殊色ではなくCMYK 値で印刷されますのでご注意ください。)
色がスウォッチパネルに追加され、他のオブジェクトで簡単に適用できるようになります。

※特殊色のスウォッチはプレス・トークのホームページよりダウンロードできます。

■特殊色とCMYKを組み合わせたデータ制作

黒丸の色をシルバーに変える

シルバーにするオブジェクトを選択した状態で、スウォッチの「Silver」を選択します
濃度調整は、「カラーウィンドウ」の濃度スライダーをドラッグするかテキストボックスに値を入力します

■CMYK にシルバーを重ねてメタリック色にする

CMYK のパス・画像・テキストなどのオブジェクトを重ねて、メタリック色にします。上に重ねたオブジェクトは、必ず透明効果:「乗算」にしてください。
 

シルバーの濃度が高いとシルバーの光輝感が見えにくくなります。※ ゴールド、シルバーの特殊トナーは透明度が低いため特殊色を下に配置した方が綺麗に見えます。

 

印刷サンプル03

ゴールドとCMYKの色見本

特殊色のゴールドとCMYKを掛け合わせた簡易色見本です。

 

印刷サンプル06

シルバーとCMYKの色見本

特殊色のシルバーとCMYKを掛け合わせた簡易色見本です。

印刷サンプル01

ゴールドの上層にカラーを乗算で配置する

リースのイラストを「グループ化」して「乗算」をかけ、背面レイヤーにゴールドを配置。金色のボールや星にはゴールドのグラデーションをかけて立体感を表現しています。
 

 
 
ゴールドの濃度と線見本がありますので、データ制作の参考にしてください。

 
 

印刷サンプル04

シルバーの上にカラーを乗算で配置する

魚のイラストの背面部分にシルバー80%を配置して、メタリックトーンを作成しています。上に乗るカラーの数値が高い(濃い)と光輝感が少なくなります。
 

 
 

印刷サンプル07

特殊色のピンクとCMYK カラーをグラデにする

特殊色のピンクからCMYK のイエロー2 色を使って、グラデーションを作成することもできます。
 

 

「印刷サンプル07」は、イエローから特殊色ピンクのグラデーションを特殊色ピンクの上に乗算で配置しています。特殊色ピンクはCMYK では表現できなかった、鮮やかな赤・オレンジ・紫などポップなデザインに活用できます。
 

■クリアトナーのデータ制作

「クリアトナー」は、ほんのり黄色味のある透明なトナーで、印刷物の表面に薄い保護層作り、艶感を加えます。右画像のように特定の部分に透かし模様を入れてみたり、印刷サンプル13、14 のように一部分にクリアトナーを乗せることで立体感を出すなど、特別感を演出することができます。視覚的な魅力を引き出し、クオリティを一層高めるため、デザインの幅が広がります。

印刷サンプル13

クリアトナーで透かし模様と蜂蜜の艶感を出す

サンプル13 は、印刷が紙色に影響されないように、蜂蜜画像の背面にホワイトを配置しています。(白紙の場合はホワイトは必要ないので、二層目のカラーに乗算は必要ありません。)クリアトナーの濃度による違いはサンプルでご確認いただけますが、クリアトナーの見え方は印刷する用紙やデザインにより印象が違うため、本印刷前に本機色校正をお勧めします。
 

※水色部分が「ホワイトトナー」です。
※薄黄部分が「クリアトナー」です。

■ホワイトトナー用のデータ制作

ホワイトの特殊トナーを活用することで、印刷用紙選択の幅を広げます。

ホワイト下刷り

色紙にCMYK カラーをプリントすると、色紙の影響を受けCMYK の色が沈んで見えます。こういった場合にホワイトを下刷りすることで色紙の影響を軽減ことができます。色紙のほか透明フィルム、メタリック紙などにも活用できます。

印刷サンプル09

色紙に白トナーを入れてイラストを際立たせる

サンプル9 は、色紙にホワイトトナー+ カラー+ クリアトナー印刷しています。(濃度見本はデータ制作の参考にしてください。)用紙の凹凸によってムラが出るため、クリアトナーを上刷りしてトナーのムラを軽減させています。
 

※水色部分が「ホワイトトナー」です。
※薄黄部分が「クリアトナー」です。

ホワイト上刷り

透明フィルムに印刷すると色が透過して印刷が見えづらくなります。カラーにホワイトを上刷りすることで透過を押さえ、鮮やかな発色を表現できます。

ダブルホワイト

ホワイトを2 層(上刷り、下刷り)同時に印刷することで、より白色度を上げることができます。ダブルホワイトを使って印刷する場合は、CMYKトナーを同時に印刷することはできません。
 

印刷サンプル11

色紙にダブルホワイトで印刷する

サンプル11 は、色紙にダブルホワイトで印刷しています。(色紙に印刷した場合の濃度見本をデータ制作の参考にしてください。)用紙にによって用紙の凹凸によってムラが出ることがあります。
 

※水色部分が「ホワイトトナー」です。

印刷サンプル1枚目

ゴールド、シルバー、ピンク、クリアを使った2パスプリント

CMYKとゴールドシルバーで印刷した(1パス目)上にピンクとクリアを追い刷り(2パス目)しています。熱により紙の伸縮が起こるので2パス目はズレます。ズレが目立ちにくいデザインに工夫することが必要です。
 


サンプル表紙 CMYK+ゴールド+シルバー+ピンク+クリア
8色を使った2パス印刷


印刷サンプル01 CMYK+ゴールド
ゴールド下刷り、カラーを乗算で配置


印刷サンプル02 CMYK+ゴールド
背景と前景に分けてゴールド版を作成する


印刷サンプル03 CMYK+ゴールド
色見本


印刷サンプル04 CMYK+シルバー
シルバー下刷り、カラーを乗算で配置


印刷サンプル05 CMYK+シルバー
シルバー版を作成する


印刷サンプル06 CMYK+シルバー
色見本


印刷サンプル07 CMYK+ピンク
ピンク上刷りとグラデーション


印刷サンプル08 CMYK+ピンク
ピンク版を分版する


印刷サンプル09 CMYK+ホワイト
色紙に白トナー使う


印刷サンプル10 CMYK+ホワイト
色紙に白トナーを印刷


印刷サンプル11 ホワイト+ホワイト
色紙にダブルホワイトで印刷


印刷サンプル12 ホワイト+ホワイト
色紙にダブルホワイトで印刷


印刷サンプル13 CMYK+クリア
透かし模様と艶感


印刷サンプル14 CMYK+クリア
透かし模様と艶感


印刷サンプル15
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